自由民主党山口県第2選挙区支部長 前内閣官房地域活性化統合事務局長

山本しげたろう

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しげたろうの思い

 
 

21.持続、循環、共生

 

 工業化に伴って生じた諸問題を解決するための田園都市運動(都市と田園地域双方のいいところを組み合わせた地域づくりを目指す運動)は、必ずしも目指したとおりの結果を出すことはできませんでした。しかし、世界の工業化によって生じた地球規模の環境問題の解決が求められている今、先人たちのこの試みは大きな示唆を与えてくれていると思います。
私たちはもはや工業化以前の暮らしに戻ることはできません。経済の発展を目指して歩み続けなければなりません。問題となるのはその発展の中身です。環境問題の解決のために目指すべき方向は、自然と人の営みの調和です。農林漁業と工業、商業のバランスです。田園と都市の共存です。この方向を目指すとき、江戸時代に我が国が実現した高度農業社会の在り方が大きな手がかりになると思うのです。

 現在の世代だけでなく、子や孫の世代さらには末代までの幸せな暮らしを考えて今の生活を営む、持続可能性を正面に掲げた社会。
四季を通じて、自然の力を最大限活かして生産し、生産したものを大切に使うだけでなく、再利用、循環利用することで活かしきる。
商工業を営む都市と、農林漁業を営む田園がお互い補い合い支えあって共生する社会。

 持続、循環、共生。この三つを大切にする社会を目指して進んでいくほかには、道はないと思うのです。