自由民主党山口県第2選挙区支部長 前内閣官房地域活性化統合事務局長

山本しげたろう

TOPページへ戻る

しげたろうの思い

 
 

23.新年あけまして
おめでとうございます

 新しき年の初めにあたり、皆々様のご多幸を心からお祈り申し上げますとともに、旧年中賜りましたご厚情に対しまして心から感謝申し上げます。

 昨年は日本の国にとって試練の年でありました。
年明けから、食糧、エネルギーその他広範な資源の輸入価格の高騰が続きました。原材料費と燃料価格の急激な上昇は、運輸・流通業だけでなく製造業、建設業などの中小企業と農林漁業の現場を直撃しました。特に、大都市と異なり、仕事と暮らしの両面にわたって自動車に全面的に依存している地方にあってはこの衝撃は甚大でした。

 しかし秋口にいたって、さらに大きな試練が我が国に襲いかかります。米国発の金融危機に端を発した未曽有の世界不況です。金融産業の爆発的な規制緩和に伴う住宅バブルの進展とこれに支えられた信用供与による自動車、家電などの耐久消費財の購入が進んでいた米国では、金融危機による信用収縮と直結する形で自動車、家電の売り上げが急速に落ち込み、実体経済へ波及していきました。

 まさに百年に一度の世界不況の中で、米国、欧州と並んで世界経済を支える三極のひとつを担う日本のかじ取りが注目されています。

 

 我が国として未経験の事態に直面していますが、対策の基本方向ははっきりしています。輸出に過度に依存していた経済構造を内需中心の構造に転換していくための政策に国家の財政を集中することです。政府は我が国の経済の現況を「全治三年」とみたて、今後三年間は景気回復に集中する方針を明確にしています。新年早々に異例の速さで召集される通常国会で、予算と関連法案の審議が始まります。政局に絡めて、国民の暮らしをもてあそぶようなことをせず、迅速に審議し責任を持って国民のためにこれを決定することが一番大事です。

 財政構造改革の旗印の下に、歳出の削減が長年にわたって続いてきたために地域の経済と暮らしは著しく疲弊しております。内需振興のための経済対策はこの状況を打開するためにも、まさに地方再生のために的を絞って集中して実施します。仕事を円滑に進めるための交通インフラ整備は雇用の確保に直接結びつく事業です。医療や福祉サービスの充実も然りです。世界的食糧不足が見込まれる中で、農林漁業を支え再生させる政策も重要です。

 私はこの九ヶ月間、山口県衆議院第二選挙区内を隈なく歩き、皆様の思いを伺って回りました。地域社会の再生のために取り組むべき課題は山積みです。大都市だけが先に進んでも将来の日本の安心はありません。目の前の世界不況がそのことを如実に示しています。都市と地方がともに支えあい補い合って初めて将来の国の安泰の道が開けていくものと確信しています。

 私たちは今、未曾有の困難に直面していますが、これは同時に地方再生のためのチャンスでもあります。地方の再生なくして日本の再生なし。この心で、みんなの力を集中すべきです。今年こそ一緒に頑張っていきましょう。